角膜実質のコラーゲン組織にリボフラビン点眼液を浸透させ、そこに長波長紫外線を照射するとコラーゲン間の架け橋が出来ます。図のように隣接するコラーゲン線維間にある架け橋( クロスリンキング) を増やすことで角膜実質の強度を高めることが出来ます。
点眼麻酔をした後、角膜中央部の上皮細胞層を円形に剥離する(Epi-Off)と剥離しない(Epi-On) の2種類の方法があります。次いで、リボフラビンを10 ~ 20分点眼し角膜に充分に浸透させます。さらにリボフラビンを点眼しながら30mW/ ㎝ 2( マイクロ・ワット・パー・平方センチメートル) の紫外線(UVA) を3分間照射します。照射後、リボフラビン液を洗い流し、保護用のソフトコンタクトレンズを乗せて手術は終了です。
・進行が止まっている円錐角膜
・角膜に混濁がある
・角膜の厚さが規定値以下である
・再発生上皮障害
・ヘルペス性角膜炎
・妊娠、授乳中
片眼の場合 | 165,000 円 |
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両眼の場合 | 330,000 円 |